元気のないときはコレ!

・免疫低下
・意欲低下
・食欲不振
・眠れない
・日中に眠い
・寝汗が多い
・全身の倦怠感
・集中力の低下
・やる気の低下
・目が乾燥する
・精神的、肉体的疲れ
などの『気虚』と呼ばれる症状に効果的なのは『補中益気湯』です。
補中益気湯を用いる人の『証』
補中益気湯を用いる人の『証』は『裏・寒・虚』です。
『裏証』
・胃腸の働きが弱る
・水分の吸収や排泄が悪い
『寒証』
・悪心
・嘔吐
・げっぷ
・水様便
・食欲不振
・食べると腹が張る
『虚証』
・体力の低下
『証』とは西洋医学におけるところの『病名』を指します。
(『証』について詳しくはこちら)
補中益気湯を構成する生薬
補中益気湯を構成する生薬を『八綱弁証(はっこうべんしょう)』で分類すると
黄耆・・・裏・寒・虚
人参・・・裏・寒・虚
当帰・・・裏・寒・虚
大棗・・・裏・寒・虚
生姜・・・裏・寒・虚
蒼朮・・・裏・寒・実
陳皮・・・裏・寒
柴胡・・表裏・熱・実
甘草・・・表・ ・虚
となります。
当帰は貧血を治します。
黄耆は強壮作用があります。
蒼朮、陳皮は胃を健康にする薬です。
人参、茯苓、甘草は気力の衰えを治します。
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